TA2020を搭載したデジタルアンプ神話にまんまと乗せられ購入しました。乗せられついでにNFJ社が販売しているオペアンプ(OPA627)と、電源ノイズクリーナー(Petit Susie)も合わせて購入し、総額15000円の中華アンプとなりました。あやうくtubeプリアンプまで手が出そうになりましたが、音を聴いて我に返りTA2020神話から目が醒めました。音質は悪くありませんが、総じて値段なりの音だと思います。ただ、現代は20~30年前からは比較にならないほど、安価でそこそこ良い音を出せる環境(高品位な素材の供給および製造コスト)が整ったという事なのです。安価なアンプやDACを集めていろいろ愉しむのは分かりますが、気づけば5万円ぐらいすぐ使ってしまいませんか?それならばその費用できちんとした現代の国産アンプを1台購入したほうが、良い音質が得られます。ダイヤルつまみ系は3か所ともセンターがズレていましたが、引っこ抜いてセンターを合わせて刺してあげれば治りました。さすがのmade in chinaクォリティです。ただし、販売元のNFJ社の対応は良いです。オペアンプ初期不良の迅速な対応を頂きました。